2007年 06月 06日
2007年 05月 30日
少し前になる。障子の提案をした。 俗に言う「吉村障子」の応用版。一マスの寸法が370㍉×250㍉、桟の太さが15㍉。 ニヤトー材で作って、マホガニー色に着色仕上げ。クライアント曰く 「みてみないと分からないなぁ」 で、原寸製作。1枚が1,200㍉×2,300㍉と大きい。これが5枚。この大きさだとPC向きの作業じゃない。広幅の障子紙を買ってきて、枠と桟をT定規で描き、パステルで 塗る。ペーセメのソルベントを布に湿して、これを叩く。パステルの粉を溶かして定着させるのだ。なんと久しぶりな作業。ドーパミンがでる感じ。気持ちイイ。やっぱり、手描きの方が身体に入る。ジジイだからか? 実は、図面をPCで描いていてもちっとも実感が湧かない。学生時代、日建設計にアルバイトに通っていたころは、まだ手描きだった。フロアーのデスクの上には、製図板とT定規。しかも、トレペじゃなくて、美濃紙。さすがに鉛筆ではなく、ホルダーで描いていた。そういえば、中学校の技術の授業では、鉛筆の先を線の太さごとに平らに削らされた。 スタートが手描きだったので根っこのところで、やっぱりコンピューターには対応していないんだと思う。それとも思い込み? 脳年齢がジジイだから? みんな手で描かなくて平気なのかなぁ。 #
by manabu_kato
| 2007-05-30 09:56
| つくること
2007年 05月 27日
「吉村順三記念ギャラリー」 今、「家具とあかり」展やってます。残念なことに今日(5/27)まで。 土日しかやってない。うちの所長がココ一ヶ月余、通い詰めてました。 所長の若かりし日、吉村事務所で家具設計を担当していました。 代表作は「箱根小涌園」の食堂椅子。 ところが、小涌園には椅子を捨ててしまって一脚も残っていない。 なんてもったいない!(壊れたから廃棄されたんじゃないですヨ) ところが、残ってたんです。私のおじいちゃん家に。 小田原が椅子の原寸図を描き、私のおじいちゃんの工場で造る。 当然、試作も何台か造る。そう、その試作品が残っていたのです。 子供心に何でビミョウに形が違うんだろうナンテ思ってたんです。 試作品だったからなんですネ。 張り地もちゃんとしてたんですが、張り直して展示してあります。 希望者が多ければ、レプリカ造るみたい。 今ごろの紹介でゴメンナサイ。お時間あれば、是非。 #
by manabu_kato
| 2007-05-27 12:07
| みること
2007年 01月 09日
2006年 11月 30日
中原宇吉。私が大学を出てすぐ、6年間お世話になった工場の社長。 実は、1年前の写真だけど相変わらず同じ状況。 山積みだけど、貴重な‘飯の種’。みんな社長の宝物。 なんと、こっそり使うとバレます。 しかし、まあ、11月の30日ですよお客さん!早いッ。 #
by manabu_kato
| 2006-11-30 04:47
| つくること
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